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新しい視点で物質を科学する吉澤研究室 

磁束格子

 磁束格子

磁束格子

強磁性と共存する超伝導の示す磁束格子の研究ErNi2B2Cは、超伝導と強磁性の安定した共存状態が世界で初めて確認された物質です。上の絵は、超伝導相で形成された磁束格子が作る磁気ブラッグ反射の像です。(上から順に T = 5, 4, 3, 2Kと温度を下げて測定したもの) この物質では超伝導強磁性相(2K)で、外部磁場をゼロにしても、磁束格子が自発的に発生することが期待されています。その相を「自己誘起磁束格子」と呼びますが、我々は物性研究所の中性子小角散乱装置を用いて、その可能性を探求しています。


吉澤研究室

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